2020.9.19 J
今日から4連休。
この連休のどこかで釣行を計画していたのだが、天気予報をチェックすると、初日の土曜日だけが好天候ではないか。
しかし、土曜日は午前中、用があり悩みに悩んだ末に午後から釣行することにした。
連休初日、剣崎へ向かうも道は激混みである。
裏道をとナビを駆使した筈だったが、道を間違えたようで、城ヶ島方面に出てしまった。
まぁ自然に導かれたと思い、城ヶ島に向かうことにした。
(これが幸運の始まりであった🤭)
到着は午後1時ごろ。
フィールドの広い城ヶ島ではあるが見渡す限り人人人である。
しかし猪子方面から帰る数人の釣り人がこちらへ向かってくる。
どうしたものかと尋ねたら朝からサッパリ、バリしか釣れない、餌取りすら居ないと言う。
猪子方面へと思っていたが、それなら近い釣り座でいいだろうと進路をホテル側へ変更する。
しかしながら、ホテル側は満員御礼であり、結局手前の小さなワンド、フタヒロほどの水深のポイントに釣り座を構えた。
沖には潮目が出来ているし、手前には泡目が綺麗に線を描いている。
短時間勝負ゆえ、オキアミ一枚にパン粉一袋・ヌカ一袋を準備して来たのだが、購入したばかりのオキアミはガチガチに凍っている。
パン粉とヌカだけで練り込み、オキアミはカップで砕きながら撒くことにした。
実は昨夜ふと閃きがあり、試してみたい仕掛けを思いついた。
めちゃくちゃな仕掛けなのだがこの仕掛けでどうしてもやってみたくなり、この仕掛けを組んでみた。
名付けて『仕掛けそのまま沈め釣法』
それはPEサスペンドライン0.6号に上ハリスとしてフロロカーボン6号1.6mをFGノットで編み込む。
(摩擦系でないとガイドが通らないゆえ現場ではかなり面倒な結び作業だ。)
ここに自作00プラスMのウキを通す。
下ハリスは1.5号フタヒロ弱、極細プラヨウジと極小に詰めたシリコンゴム、針は細線系スレ4号、ノーガン、ウキ止め無しの仕掛けである。
この仕掛けの目的は上ハリスから針までがサミングインした形でラインを張ったまま
沈んで行く思考でありオペレーションは実に簡単な方法なのである。
仕掛け作りのキモは、ウキはそのままの位置でハリスを滑らさず、仕掛け体系で沈むように作ることだ。
沈み方をテストするためPEとハリスの結び目上にイエローのウィリーを目印に結んでキャストしてみる。
正に狙い通りの沈み方である。
異なる上下ハリスでの仕掛けは以前から慣れているので拮抗する組み合わせは大体は掴んでいる。
よって上下ハリスの重量をコントロールすれば深場も浅場も使えそうだ。
今の潮は磯と平行に右流れの上げ始めだ。
沖潮目と手前泡目の潮下へ届くように10mほど潮上へそれぞれ20杯ほどコマセを施しておく。
こちらは浅瀬ゆえ、わんさかと餌取りが湧いている。
こんな時のパン粉、ヌカだけのコマセ効果は高い。
そして、コマセはキャストポイントより潮上10m先だけと決める。
流す時間は下潮でコマセと同調している間のおおよそ10秒以内と決めて一投目。
案の定仕掛けが50cmほど沈み、下潮に入った頃カウントを取り始めた矢先、ラインの振動で伝わる鮮明なアタリ。
PEラインとフロロカーボンゆえに前アタリと同時に手元にショックが来る。
これではラインに伸びが無く『喰わせの間』がないとばらしの要因になりそうだ。
穂先を少し傾けてラインの遊びを施す事で喰わせの間を作る。
そして小さく合わせた。
運良く30cmほどを取り込む。
『やった〜』とばかりに心がステップする。🎶
やはり思考した戦略で釣れると『釣った感』を満喫出来る。
ここからコッパも混ざるが新釣法『そのまま沈め釣り』の怒涛のグレラッシが始まる。